昨日書いたアレなんですが。。

ほぼ、完膚なきまでに読みが外れてたかも?

日朝対話 「時間稼ぎ」鮮明 北ペースにはまる恐れ
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/seiji/20051105/m20051105006.html
(gooニュース 11/5)

こんなニュースが出てたみたいです。

その記事中のコメント、
 日本側は「拉致問題が最優先の課題」(斎木昭隆・外務省アジア大洋州局審議官)として、打開の道を模索していく方針だ。しかし、交渉筋は四日夜、「拉致事件が解決しなくても国交正常化交渉には入れるのか」との記者団の質問に対し、「それはその通りだ。懸案が解決しなければ、国交正常化交渉を行わないという方針ではない」と明言した。

何やらこれは、日本が『国交正常化』したがってるみたいな言い方だ。

昨日の考察が、何かアホらしくなる。。

対話再開にこぎ着けたことは、率直に大きく評価します。
で、日本政府の水面下の働きに限って言うと、「上手いなぁー」、と思うことはしばしばある。

ありますけど・・・・まぁ、まぁ。
水面上の働きは・・・・・・(以下略)
長文です。ご注意を。


・・・・北朝鮮問題に関する深い考察・・・・

日朝対話、拉致問題など進展なく終了
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051104-00000015-yom-pol
(yomiuri online 11/4)

日朝交渉、協議継続で合意 拉致問題は進展得られず
http://www.asahi.com/politics/update/1104/005.html
(asahi.com 11/4)

今までの対話と異なる点は、北朝鮮が『過去の清算』と言う文句を持ち出してきたことだ。

これには、大きな意味があると考える。

北朝鮮・韓国・中国(特定アジア)の言う『過去』とは、ほぼ事実ではない事が証明されつつあるのだが、それはまだ、どちらかと言うと表沙汰にはなっていない。
マスコミ(一部)のフィルターが抜かりなく施されている訳だが、ここで何の脈絡もなく、

「清算するような『過去』は存在しません」

と表明するのは、戦略的に優れているとは言えない。
現在進行形の拉致問題とは異なり、最早、既成事実として存在してしまった以上は、それを前提とした戦略が絶対的に必要だ。

現在、日本政府は、その『過去』の政府見解を改める動きを見せている。
直ぐに浸透するとは思えないが、それでも先ずは、日本の弱点、『被攻撃要素』を排除することは無駄ではない。

『被攻撃要素』が無くなりつつある現状。北朝鮮にとっては非常に思わしく無い状況だろう。
その状況に対して、どうしても楔を打ち込む必要があったのではないだろうか。

これまでの対話では、『国交正常化』を拉致問題解決の前提条件にしていた。もしくは、拉致問題自体『解決済み』だと、正面から取り組むことは無かった。

ここへきて、北朝鮮にとって『国交正常化』は最重要事項ではなくなったと言うことだろう。これは日本にとって、どちらかと言うと都合が良い話だ。『国交正常化』自体は、日本にとって何らメリットの無い話であったし、何より、北朝鮮が主導権を握り続けることができる。それが実現すれば拉致問題は、永らく解決不能となる。

逆に、『過去の清算』とは。
これは日本が主導権を握ったと見て良い。

ご存知の通り、第三次改造内閣は、特定アジアにとっては『タカ派』である人物が名を連ねる。今回の内閣布陣は、間違いなく特定アジアに圧力となり得る。
今回の日朝対話の日程が決定したのは先月24日。そして、11月2日発表だった内閣改造の、先月31日への前倒しが発表されたのは同月28日だった。

1年ぶりに日朝対話を再開した理由はなんだったのか?

北朝鮮にとって日朝対話のメリットはまるで無い。
むしろデメリットの方が大きい筈だった。

拉致問題解決の為とは言え、日本が単独で支援を行う可能性は限りなく低い。
しかし北朝鮮が、『拉致問題解決の為の支援』を提案してきた場合、日本の世論は一気に、経済制裁の発動賛成に傾く可能性が高い。
そして、今回提案された『過去の清算』というのは、”拉致問題解決の為の支援”という発想に限りなく近い。
直接的に『支援』と言う言葉を使えない立場にある北朝鮮は、今回『過去の清算』と言う文句を用いたと考えられる。

国連、WFP主導で行われる長期的支援は、工作活動を嫌ったのか、北朝鮮から既に中止要請を発している。
工作活動を心配することのない、日本の支援を取り付けられる可能性が少しでもあれば、北朝鮮にとって今回の対話は、それだけ『渡る価値のある橋』なのだろう。

『渡るしかない橋』なのかもしれない。
対話を断ることはできなかった筈だ。断れば、新内閣による経済制裁発動。確実とは言えないが、これは可能性が高かったのではないだろうか。

例えフィルターが抜かりなく施されたマスコミを介してでさえ、ここへきて受ける北朝鮮側の印象は、間違いなくトーンダウンしている。
それが演出なのかどうなのか。そこまでは観察力不足により判断しかねるが、北朝鮮は、核問題、拉致問題、様々な懸案と共に追い詰められていると、そう見るのはいささか考えすぎであろうか。

・・・・・・・・・・・・・

参考
日朝対話 来月2日軸に調整 「6カ国」は8日再開も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051025-00000001-san-pol
(産経新聞 10/25)

<内閣改造>31日午後に実施 小泉首相方針
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051028-00000059-mai-pol
(毎日新聞 10/28)
10月30日付 朝日新聞の報道「北側国交相留任の方向 第三次小泉改造内閣31日発足へ」へのコメント:

明日ですか。

と言いますか、ちょっと前は11月2日発表とか言ってたのに、急に11月1日発表になっちゃって、更に前倒しされて10月31日になっちゃった訳ですか!?

早めた理由は何だろうか?
と考えてみると、やっぱり、『決まっているから』だと思う。

決まってるのに発表しないとか、それはそれで『改革を止めるな!』って言う、キャッチフレーズに矛盾することだし。

やっぱ、順当に考えると『あの人』が入ってくるんだろうか。
意外や意外で、結構若い『あの人』も大穴でくるんじゃないだろうか。
意外や意外や意外で、意外にも全員保留だったり。。

それだと、多分ずっこけます。寧ろ、ずっこけさせてください。
グーグル、電卓機能強化で「人生、宇宙、すべての答え」にも回答
http://japan.internet.com/busnews/20051028/2.html
(japan internet.com 10/28)

「人生、宇宙、すべての答え」

なんじゃそりゃぁ。

そんな、果てしない、宇宙の真理、この世の摂理、人生の条理など、いつの間に導き出されたと言うのか。
やっぱ世の流転なんて、自分の知り得る範疇外にして、自分の関わることのできる限界点を既に超越しているんだろうな。


と大袈裟に思ってたら、ただのいたずらっ気らしかった。
元ネタはSF小説『銀河ヒッチハイク・ガイド」に出てくる『答え』らしい。
まぁ、知らない。

けど読んでみたい。(と少しだけ考えてやっぱり遠慮する。)

けど、ここまでスバッと断言してたら、それはそれで気持ちがいい。
Gデザイン大賞 テルモの世界一細いインスリン用注射針
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051026-00000006-maip-bus_all
(毎日新聞 10/26)

痛く無い注射って。近代人が元来抱き続けてきた夢が、遂に実現したって、感じですか。。

でもまだ痛みは完全に排除された訳でも無いみたいで、厳密に言うと”蚊に刺された程度”らしい。まぁ、その程度なら殆どの人は全く気にはならないだろうけど。

しかも針付き、ってのが凄いと思う。

ちょこっと前に、『針無し』の注射器が日本でも発売されたらしいけど、これも痛みを完全に無くすレベルでは無いらしい。
そして、1本8まんえん。。
使い捨てでは無い、針が折れて体内に残る心配が無い、という利点もあるので、一概には比べられないけど。

最新の無痛注射器は2,100円/70本。
これだけ安ければ結構すんなりと学校にも普及しそう。

まぁ、泣く奴は例え”蚊に刺された程度”の痛みでも泣くだろうけど。
報道の自由度、北朝鮮が4年連続最下位
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051022-00000104-yom-int
(読売新聞 10/22)

国境なき記者団
http://www.rsf.org/rubrique.php3?id_rubrique=554

日本と、その愉快な極東の仲間達の報道の自由は、どうのようになっているかというと・・・・

日本:37位
韓国:34位
中国:159位
北朝鮮:最下位

中国と北朝鮮は普通に最低水準なのは、予測通りというのか。。しかし、日本が韓国よりも下の順位にいるのには、少しばかり驚く。

しかし、まぁ当然の結果かもしれない。

『言論』の自由と言う観点からみると、日本のほうが断然自由度が高いのだろうが、『報道』の自由と言う観点からみると、洒落にも、日本の報道は優れているとはいえないのは当然。
またこの時期がやってきた。

また欲しくなってしまうじゃないか。。
今年三月に買ったばっかりなのに。携帯の性能がぐんぐん向上していくのは、はたから見ていて気持ちの悪いものではないが、気持ちの良いものでもない。

でもそれは、胸の奥底がモヤモヤするような、怒りに似た感情では勿論なくて、子供の頃、友達が持っていたオモチャに嫉妬していた時のような、そんな気持ちに似ているような気がする。

・・・・・と言っても、まぁ、既に子供とは呼べない年齢ですので、、まぁ、、衝動買いするような馬鹿な真似はしません。しないと思います。。

「プッシュトーク」対応、トルカとiチャネルも──「902i」6機種登場
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0510/19/news038.html(ITmedia 10/19)

・・・・・・・・・・・・・・

ところで、今回の902iシリーズでは、プッシュ・ツー・フォン(プッシュトーク)なる機能が追加されたらしい。

読むところによると、”携帯をトランシーバーのように使用できる”とか。
1回5.25円。月額1050円で『カケ・ホーダイ』が利用できる。

これは、もしかすると、普通の通話よりも便利かもしれない。
ピッとボタンを押して、
『こちら○○。明日は晴天ナリ』
とかいう感じで連絡が取れる訳か。簡単な連絡を取り合う時は結構役に立ちそう。
料金プランがその内充実すれば、通話やメールに代わる機能となるかもしれない。と勝手に推測。

その他には、SO902i。ソニーエリクソンが参入したことは、やはり注目すべき点でしょう。

そのくらいです。

・・・・・・・・・・・・・・
10月17日付 朝日新聞の報道「小泉首相、17日午前に靖国神社を参拝へ」へのコメント:

何かを拝むというのは、日本人ではなくて、例えば韓国人であっても、アメリカ人であっても、ケニア人であっても、言葉は違えども同じように、『人智の届かない何か』にすがる、という行為は存在すると思う。

それには、『過去の過ち』などは全く関係しない。

それはそれで論じればよいことであって、長い年月で培われてきた『心』まで踏み入って良いものだとは思わない。

最早『確立』してしまった『心』に対してあーだこーだと、注文をつけて有り得もしない方向に進路を変えようとする。
それは不可能だと言うことに気づくべきだ(気づいた上でやっているのかもしれないが)

正にキチガイだと言うしかない。
10月14日付 朝日新聞の報道「「売却、あり得ない」と広島オーナー 一部報道を否定」へのコメント:

と言われましても、日本で最も消滅する可能性の高い球団であることは紛れも無い現実である気が致します。。

そんな中、たる募金ってゆう支援活動は地道にやってて、その総額は8000万円くらいになってるらしいです。

でも、
10億円ポンと出せるような球団達とまともに渡り合えるわけがない。


広島カープの未来には、暗雲立ち込み過ぎてもう一寸先の光も見えないような状況まで来てるような、そんな気がします。
09月30日付 朝日新聞の報道「「首相の靖国参拝は違憲」大阪高裁判決、賠償は認めず」へのコメント

主文に「不正義」の声、「違憲」と分かり原告拍手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050930-00000105-yom-soci
(読売新聞 9/30)

大阪高裁で首相靖国参拝に『違憲』の判断がされたみたいです。

でも、昨日の東京高裁では・・・

<小泉首相靖国参拝>「個人的な行為」と認定 東京高裁判決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050929-00000084-mai-soci
(毎日新聞 9/29)

一日で『判断』が変わってしまいましたね。

やっぱり東京と大阪は仲が悪いのか。(!?)
今世紀末、北極海から氷消滅?ホッキョクグマ絶滅危機
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050929i506.htm
(yomiuri online 9/29)

近年で台風が多発するのは、赤道近くの熱を高緯度地域に逃がすための働きが活発になってきているからだと言うことを聞いたことがある。
元から暑い地域では温度の変化はさほどなくても、北極とか、南極とか、極に近づくほど高温化の影響が大きいみたい。

といっても、極の氷が溶け始めて海面上昇も始まっていると聞くから、これは地球規模の大問題として、もっと扱われるべき問題じゃないのかなと思う。

と言いますかもう遅い?

『喉が痛くなってきたぞ、風邪引いたかも。ヤバイうがいでもしとこ。』って状況な気がしないでもない。

風邪の兆候が出始めた段階で焦って予防策を打っても、大体は良くならずに悪化するみたいに。
まぁしないよりはマシだけど。

アメリカは京都議定書の批准を、経済を優先すると言って拒否したけど、そろそろ許されない状況になってくると思いますよ。

といっても、今の日本のような豊か過ぎるほどの生活があるのは、環境を汚しつづけてきた経済(産業)活動のおかげ、って所がまた何とも言えない。

逆に、経済活動とは無縁な場所にいる、毎日生きるか死ぬかの生活をしているような人達にも、地球の環境問題は変わりなく振りかかってくる。
まぁ、環境を壊すのは何も経済活動だけではないですけどね。

それでもやはり、先進諸国は環境問題の改善に向けて、大きな役割を背負わなければならない(背負わされる?)でしょうね。
09月26日付 朝日新聞の報道「仏政府が「3人っ子」政策 母親復職に配慮、優遇策拡充」へのコメント:

三人っ子政策と聞いて真っ先に思い浮かべたのが、中国の一人っ子政策。
この2つは根本的に性質が違うから、『三人っ子政策』という呼称を付けるのはどうもおかしい。

政府が子の数を限定しているように感じられたが、記事を読むとそんなことはなく、3人以上の子がいる家庭に対する優遇政策だ。
日本でもそのような優遇は行っていると聞くし、特に珍しい政策では無いと思うのだが、ここでは『3人』という明確な基準を設けたことに注目しているのだろうか。

逆に中国の一人っ子政策は、政府が子の数を一人に限定し、それに違反した家庭には罰則を科した。(少数民族には2人以上の子が認められた例もある)
また、この政策に反して産まれた子は黒孩子(ヘイハイズ)と呼ばれ戸籍を持っていない。つまり、中国国民と認められない。
『個人の存在』が認められないことが起こる国だ。人権の概念が、少なくとも日本とはかけ離れている。

中国のみならず周辺国に大きな問題を残した中国の『一人っ子政策』と、仏の『少子化対策』を同等の政策と見なすのは適切でない。
09月26日付 日刊スポーツの報道「中国首相が「歴史問題よく勉強して」」へのコメント:

ごめんなさい。

ちょっと勉強したら中国が嘘吐きだと思わざるを得なくなってしまいました。
09月23日付 朝日新聞の報道「「食糧事情改善、国連の人道援助いらぬ」北朝鮮外務次官」へのコメント:

どうもあの国は援助を『貿易』とでも思っているんじゃないか。

「人道支援はもう要らない。けどこれからは施設とか設備を受け入れてあげてもいいよ。」

って、何かがおかしい・・・・。

しかも、
 また崔次官は、6者協議の米国代表を務めるヒル国務次官補の北朝鮮訪問について「核問題やその他の懸案の解決を目指すものであるならば、無条件で受け入れる」と歓迎する意向を表明した。

と言っている。

核問題は軍事大国アメリカの問題?
09月19日付 日刊スポーツの報道「北朝鮮がすべての核放棄を確約」へのコメント:

【中国】第4回6カ国協議共同声明(全文)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050919-00000007-scn-int
(サーチナ 9/19)

・・・・・・・・・・・・・・・

共同声明文には、『軽水炉』の記述が無い。

北朝鮮は、一切の核兵器及び現在の核計画を放棄し、早期に「核拡散防止条約」(NPT)に復帰し、及び国際原子力機構(IAEA)の監督の下に戻ることを承諾した。


と記述されているが、これは『軽水炉原発』を認めるのか認めないのか、国ごとに解釈が分れそうな点。

6カ国協議合意と最初に聞いたときは少々驚いたけど、共同声明全文を見てみると、北朝鮮の核兵器・核計画放棄が明記されたこと、逆に『軽水炉原発』の是非が明記されていないことから、北朝鮮が大きく譲歩した形になったと思う。

ただし

北朝鮮が約束を守る保障は無い。

【追記】(9/20)

TVとかで協議の結果見てると、どうも『軽水炉』の記述はあるみたいですね。

サーチナの記事にはなかったんですが・・・だめじゃん!!!

6カ国協議共同声明全文
http://www.sanin-chuo.co.jp/newspack/modules/news/254150020.html
(山陰中央新報 9/19)

『軽水炉』の記述があるか無いかで、行く末がぜんぜん違います。

ただ、『軽水炉原発』の保有を認めた訳ではなく、北朝鮮の発言を尊重し議論の場を設ける、としています。
どちらかと言うと問題先延ばしの感がしますが。

と言いますか、何で北朝鮮の『核計画』が尊重されて、日本の拉致問題が軽視されるのか・・・。どうも素直に納得できませんね。
長文です。ご注意ください。

・・・・・・・・・・・・・・

09月16日付 日刊スポーツの報道「拉致問題は「本国の回答待ち」」へのコメント:

北朝鮮はこの時期になって拉致問題に対する姿勢を見せた。6カ国協議が再開された矢先のことだ。
本来ならば、拉致問題も核放棄と同列で扱われなければならない、国家主権に関わる問題なのだが。
北朝鮮が核放棄の議論を避ける形で拉致問題を取り上げたのだとすると、根本的な解決は無いと考えていいだろう。

北朝鮮は、協議が成功しようとも決裂しようとも、核放棄をする気はさらさらないだろう。北朝鮮にとっての『協議の成功』とは、核のカードを残しつつ、各国の支援を頂くという形だ。現状は、

韓国はすでに援助を行っている。
中露は、北朝鮮建国57周年に対して祝電を送り、北朝鮮への協力を約束した。
中国は、協議の修正案に軽水炉原発の容認を明記するようだ。

元々付き合いのあった国同士だが、ここに来ての協力体制はある意味異常な程だ。
中露韓は最早北朝鮮の手の内だ。
ここに来て 日米 対 中露朝韓 という 民主主義 対 共産主義 の構図がはっきりし始めた感がある。
北朝鮮を孤立させて核放棄させるのが6カ国協議の目的だった筈だが、どうも状況が悪化している気がしてならない。

協議が決裂してしまった方が、北朝鮮にとって有利なのかもしれない。むしろ、北朝鮮は協議を決裂、決裂の方向に向かわせているような印象すら受ける。
今の状況で協議が決裂すれば、北朝鮮に大きな損害を与えることはできない。むしろ、中露韓の協力を取り付けた点、核のカードが残る点で、北朝鮮側に大きな利益となる。
軍事的制裁は安保理で協議されるだろうが、中露は拒否権を発動する。軍事的制裁自体、北朝鮮の核が存在する限りは実行に難がある。

今のタイミングで拉致問題を取り上げ、日本の支援を取り付けられれば、北朝鮮は当分安泰、という状況になってしまう。
あの国の事だから、『支援と引き換えに拉致被害者を還す』とさえ言ってくることは十分予測できる。卑劣極まりないが、要求を呑んでしまえば、日本で最も想定されないであろう、拉致問題の進展となる。

もしも、このような要求が出された場合は、受け入れる必要は絶対ない。むしろ、そのタイミングで朝韓同時経済制裁を発動するべきだ。
拉致問題は支援によって進展したとしても、それは一部的な進展でしかない。全ての拉致被害者が日本の土を踏むまでは、完全な解決とは言えない。北朝鮮が主導権を握っている限り、拉致問題の完全な解決はありえない。
少なくとも北朝鮮が崩壊し、日本が主導権を握る必要がある。
北朝鮮を牽制する意味でも、支援の要求は絶対受け入れてはいけない。

米は現在、北朝鮮から核放棄の譲歩を引き出し、その見返りとして『長期的支援』を約束させたいのだろう。
先日、北朝鮮側が国連の支援を制限する通達を発した。これは単純に、北朝鮮が国連による『長期的支援』を嫌っているからに他ならない。
国連による『長期的支援』が行われれば、北朝鮮は間違いなく崩壊する。

日本では、「単独での経済制裁はあまり効果がない」と言う事をよく耳にするが、それは少し違うのではないかと思う。むしろ、「単独での支援は北朝鮮問題の解決に何ら効果がない」というのが、現状だろう。
支援するのであれば、北朝鮮から徹底的な譲歩を引き出した上で、徹底的な監視の下、国連を通じて行わなければならない。

逆に経済制裁の場合は、単独で行っても少なからず効果を期待できる。特に日本のような経済大国ならば、相手側により大きな損害を与えることができる、有効な手段だ。
以前の日記でも書いたが、朝韓同時経済制裁発動を視野に入れておかなければならないと考える。

【参考】

軽水炉明記の修正案 中国が提示、核放棄条件
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050916-00000244-kyodo-int
(共同通信 9/16)

<北朝鮮>建国57周年迎える 中露が祝電
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050909-00000087-mai-int
(毎日新聞 9/10)

<北朝鮮>食糧支援は不必要と表明 WFPの活動を懸念か
http://www.excite.co.jp/News/world/20050909190400/20050910M30.027.html
(毎日新聞 9/9)
09月13日付 ZAKZAKの報道「カープ山本監督辞意表明、後任に元広島ブラウン浮上」へのコメント:

広島人として一言。

新球場建設もいいんですけど、そのカネを少しでも選手補強に充てることはできなんですかね?

と言いますか、江藤金本抜けた段階でもうカープやばかったし、その時期から何か対策して欲しかった。

最早哀れみすら感じてしまいます・・・。
09月12日付 朝日新聞の報道「やっぱり「一人勝ち」 小泉首相、小選挙区で最多得票」へのコメント:

確かに一人勝ちって印象が強い。

ただ、日本人特有の『勝ちすぎると不安』ってゆう声が、早くも見え始めた気がする。

次の選挙までの期間で、日本の国政に急激な変化があるとは思えないけど、圧勝というだけあって国民に対する責任は重い。
これまで以上に政治責任に注目される。

それを逆手にとって、ネガティブキャンペーンを始める報道機関は必ず出てくると思う。

特に朝○新聞とT○Sには注意が必要。。(周知の事実?)
と言いますか、報道にはどれも注意が必要。
09月11日付 朝日新聞の報道「自民大勝の勢い、民主大きく後退か 本社出口調査」へのコメント:

選挙行きました。
果たしてマックシェイクのCMは変わるのでしょうか。


・・・・まじめな話・・・・

出口調査を最初に見た時は、自民党の飛躍よりも民主党の後退ぶりの方に驚いた。TVとか新聞の報道を見る限りでは、ここまで民主が落とすとは予想しなかった。
予想はしなかったけど、民主党の惨敗の理由を単刀直入に書かせていただくと、

政治力不足。

の一言に尽きる。

今回の選挙は自民の『圧勝』に終わった訳だけど、ともあれ、立候補者並びにその関係者の方々はお疲れ様でした。

・・・・・・・・・・・・

4年前の今日、アメリカ同時多発テロ事件で多くの命が失われたことは、勿論忘れてはいません。
「主権国家の合法的権利」 核平和利用で北朝鮮紙
http://www.sankei.co.jp/news/050906/kok045.htm
(Sankei Web 9/6)

『核の平和利用』といっても、それは『信用できる主権国家』に許されるべきであって、北朝鮮のような無法国家に許されることはない。
「我が民族の安全と平和の為に核兵器を平和利用する!」と言い出してこない保障などどこにも無いのだから。

しかし、貧困に悲鳴を上げる北朝鮮にとっては、全ての核を放棄することが、難なく支援を入手できる可能性が最も高い選択だと思うのだが、今になっても『核の平和利用』にこだわるのは何故だろう?アメリカや日本が、その要求を素直に受け入れる筈は無いし、下手をすれば安保理に話が進んでしまい、最終的には金正日の体制崩壊さえ招きかねない。

ここら辺がお得意の瀬戸際外交だと思うが、北朝鮮は社会主義国でありながら、民主主義国の仕組みをよく研究しているのだと思う。

民主主義国家において最も影響力がある(無くてはならない)のは『世論』だ。
最近韓国に送られてきた女性応援団は、韓国の若者の心を取り込むのが目的だろう。ノムヒョン大統領の支持基盤の中心は、20代〜30代の若者だということを合わせて考えると、北朝鮮へ融和政策を執るノムヒョン政権を延命させたいという思惑も見え隠れする。
その『世論』を作るのが、女性応援団と言う訳だ。

これとは少し(大きく?)異なるが、『核の平和利用』を連呼することには、似たような世論誘導効果があると考える。

日本は、戦後から北朝鮮と否が応でも付き合わなければならなかったから、北朝鮮の情報には接する機会が多かった。
善の情報を聞くことはあまり無かったと思うが、日本には拉致問題やミサイル問題など、悪の面では現在進行中の大きな問題がある。
日本人の対北朝鮮の感情世論は、ほぼ決定されているからこれ以上突っついてもしょうがない。

だが逆に北朝鮮を全く知らない国々、ヨーロッパ諸国やアメリカの人々が、断片的な『善』的イメージを見せ付けられるとどうだろうか?

要は北朝鮮をよく知らない人々に対して
「あの国は悪と言われていたが、そうでもないんじゃないか?あの国だけを責めるのは可哀想だ」
と思わせれば良い。

ヨーロッパやアメリカの世論が、北朝鮮への軍事的制裁発動に反対、という状況になれば、少なからずアメリカの孤立を誘うことができる。

が、どうもアメリカは軍事的制裁に積極的ではないようだ。
6カ国協議が再開され、北朝鮮に徹底して核放棄を迫る姿勢をとっているからだ。
ここで、6カ国協議は北朝鮮そのものを抑制するだけではなく、その先にある中国を抑制する意味合いも強いのではないかと考える。
近年の中国の軍事的脅威は、北朝鮮を優に凌ぐ程だ。アメリカの目が中国に向けられていない筈は無い。

北朝鮮にとって、全ての核兵器を放棄する約束をしてしまえば、一つの強力なカードを失ってしまうことになる。その代わりに支援を受けることができるが、食料や資源援助などは国連主導で継続的になされることになるだろうから、労働党の求心力は失われ、結局は内部から崩壊してしまう可能性も高い。(ただし、北朝鮮内での援助物資の徹底監視を約束させる必要がある)
北朝鮮が崩壊し、朝鮮半島の一角の利権を日米韓が握れば、中国は軍事的にも政治的にも後退せざるを得ない。

もっとも平和的なのは、北朝鮮が核放棄にすんなりと応じることなのだが、それでは中国の立場も危うくなる。中国という強力な後ろ盾を失えば北朝鮮の体制崩壊は避けられない。
自ら崩壊してしまう可能性がある道を選ぶとは思えないし、カードを失ってしまうのも痛すぎる選択だ。

万が一6カ国協議が決裂してしまった場合は、安保理委託になり、軍事的制裁も協議されるだろうが、それを抑止するのが、核兵器の存在だ。
北朝鮮にとって、核兵器の使用=体制崩壊であるならば逆もまた然り、体制崩壊=核兵器の使用になる。

北朝鮮はできる限り、核をカードにした戦略をとり続け、アメリカは核のカードを引き抜こうと戦略を練る。
だから、アメリカが北朝鮮に『核の平和利用』を認める可能性は極めて低い。『核のカード』が北朝鮮最後のカードだろうから。

日本が今後出来ることはどんなことだろうか?

先に書いたように、北朝鮮はノムヒョン政権の融和政策を、どうしても持続させたい。
日本が経済制裁を発動した場合や、6カ国協議が長引いた場合でも、韓国によって当面は支援が確保される状況にしておかなければならない。謂わば篭城作戦のようなもので、この補給路が断たれてしまった時は、北朝鮮の降伏を意味する。
が、テロ支援国家である北朝鮮に支援する韓国を、黙って見過ごす手はない。
場合によっては、南北同時経済制裁も必要ではないか。

まぁ、朝韓の対日感情は最悪になるだろうけど・・・。

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